 |
第9回「われに五月を」
2003年10月14日15日16日 草月ホール
|
寺山修司没後20年を迎え、寺山夫人である九条今日子さんにもご協力をいただき、企画を進めてきました。
斎藤千雪がN.Y.で会った寺山修司。その印象を長く心に抱いて、いつかダンスにしたいと考えてきました。寺山作品を現実
に支えてきた宇野亜喜良氏、白石征氏と共に心に残る作品にしたかったのです。「われに五月を」は寺山氏20才の時(なっ
た日)、世に出した最初の作品集です。詩と短歌と俳句でつづられた小品は寺山氏の才能の核のようなものであり、彼の幻
惑的な世界の出発を知る貴重な作品でもあります。
今回始めて俳優の吉田日出子さんが公演に参加して下さいます。吉田さんは寺山世界とは違う演劇界で活動していますが、
彼女の魅力でこの舞台に花をそえてくれました。毎年のダンス・エレマンと違っている点は、5月に「宇野亜喜良展」をリ
クルートG8とガーディアン・ガーデンの2ヶ所で開催したことです。ダンス・エレマンの衣裳、ポスター、写真、プログラ
ム、小道具等の展示。「われに五月を」のイメージ画、舞台装置想定画、ポスター4公演のための為の一枚づつデザインされ
たチケット等と、舞台のダンサー達の衣装、ヘアーデザイン等を一点づつの人形にした造形も飾られて、10月に行われる公
演のイメージをふくらます素晴らしい展覧会が行われました。これらの作品は10月公演の草月ホールでも展示いたしました。
8月 三島市のヴァンジ美術館での公演(8月16日)「サロメ」。